最近の監査法人について
監査法人の動向
最近監査法人時代の同僚との飲み会があり、監査法人の状況について聞いてきましたので書かせていただきます。
以前と比較して公認会計士試験の受験者が減っている影響で、合格者も減っています。
そのため、大手監査法人ではどこも人手不足で新人のクオリティが低下しているようです。(これは昔から言われている感じがしますが)
また、一般企業への転職市場が活況なので中堅どころのマネージャー、シニアスタッフの転職が増えているようです。これらの要因で人手不足がひどいようで、引き留めるために昇進の要件を甘くしているようです。
私の後輩が今年マネージャーに昇進したようですが、以前の昇進要件だとその後輩の昇進はかなり困難だと思います。もちろん本人の努力もあると思いますので一概には言えませんが昇進が容易になっているのは間違いないでしょう笑
引き留めのためかはわかりませんが以前と比較して給与やボーナスも少し上がっているようです。マネージャーだと1,100万円程度だそうです。
税理士法人よりもプレッシャーが少なくて1,100万円ももらえるなんて正直羨ましいです。(私は1,000万ちょっとなので負けています) ただ、今でもパートナーになるのはかなりハードルが高いようです。
監査法人は景気動向によって人事制度をころころ変えるので今の状況がいつまで続くかわかりませんが、少なくとも今の監査法人は日本有数の恵まれた職場でしょう。