監査法人、税理士法人と一般企業のメリット・デメリット②
一般企業のデメリットについて
・自由度が低い
会計士が事業会社に入るのであれば基本的には経理部だと思います。監査法人や税理士法人では位さんとに行って作業するケースが多いので事務所にずっと言うことはほとんどありません。(事務所にずっといる人は干されているってことですし。。)
その半面、事業会社では基本的に一日中自席で過ごします。そのため、感謝応身の会計士のように昼休みを二時間とるようなことは絶対にできません。そのため、その生活に慣れるまでは大変なようです。
・プロパーが優遇される
これは企業によって異なると思いますが、大企業になればなるほどプロパーが優遇される傾向は強いと思います。もちろん上司にとっては中途で入ってきた社員よりも新入社員から頑張ってきた部下を重宝するのは当然だと思います。ですので、中途入社の場合にはプロパーに勝てるような専門性が必要です。
一般事業会社は監査法人と異なり社員同士の結びつきが強いので、そこにうまく溶け込むためには柔軟性が非常に重要であると思います。
・文化が全く違う
これも当然のことですが一般企業(特にバックオフィス)は自由な雰囲気はなくまじめな人が多いです。監査法人はやることをやっていれば基本的に自由ですし同僚も面白い人からまじめな人まで様々です。一般企業で働いている方は人間関係があまり面白くないと言っているケースが多いです。
また、企業それぞれにルールがあるので、そのルールを覚えるまでにある程度時間がかかるようです。もちろん、経理といえども企業のビジネスの理解は必要不可欠だと思います。いずれにしても監査法人から税理士法人に転職するよりも文化の違いが大きいので、それに慣れるまでは非常に苦労するようです。