移転価格コンサルタントとして働く公認会計士の日常

公認会計士、税理士。現在Big4系税理士法人でマネージャーとして勤務。

ふるさと納税について

ふるさと納税の実績

 

私は昨年からふるさと納税を始めました。住宅ローン控除や医療費控除も適用しているので昨年、今年とも10万円程度寄付しました。

昨年は返礼品として商品券をいただきました。還元率という点からは商品券が最も効率的だと思います。還元率60%ですからね。ただ、味気ない感じがしたのとせっかく地方に寄付している以上、地域の特産品を頂きたいと考え、今年は商品券をやめました。

商品券については転売の問題もあるので今後徐々に規制が強まっていくと思います。使いやすい商品券としてはJTB旅行券なんかもありますからね。

今年返礼品として頂いたのは牛肉、鶏肉、ハム、ウナギ、お米、桃です。全て満足でしたが特にウナギ、桃は大満足でした。ウナギは2万円の寄付で6尾もいただけたので家族全員で満喫できました。

夏に食べるウナギは最高です。ウナギの価格はどんどん値上がりしているのでなかなか手が出ず、妻も大喜びでした。

また、今週桃が送られてきたのですが1万円の寄付で12玉も入っていました。毎朝1玉食べていますがまだ6玉冷蔵庫に眠っています。桃は近所のスーパーで1玉500円以上するので贅沢な気分を味わえます。

ただ、残念なのは桃は賞味期限が非常に短いので少し黒くなっているものもあります。賞味期限を長くするいい方法はないものでしょうか。。

来年も商品券のような無機質なものではなく今年同様食材を中心とした返礼品を狙おうと思います。

 

ふるさと納税についての私見

 

豪華な返礼品の過熱化抑制のために今年から返礼品の価値を3割以下に抑えるべきという通達が総務省から出されました。確かにふるさと納税は地方や故郷への寄付が主な目的であり返礼品の受領が主な目的ではありません。

また、ふるさと納税はただ納税先を変えているだけで日本全体としてはゼロサムですが、返礼品を準備するための費用が掛かるので日本の財政にとってはマイナスになっているとは思います。

ただ、各自治体ごとに返礼品を創意工夫し、地域活性化に貢献していることは否定できないと思います。これまであまり注目されていなかった地域でもその地域でしか使えない商品券を発行することで賑わっているようです。

あまり個人的な意見を述べるのはよくないと思いますのでこれくらいで留めておきます。

ちなみに、私はふるさとチョイス、楽天のふるさと納税を利用しましたが、楽天のふるさと納税はキャンペーン時などに利用すれば10倍のポイントが付くので非常にお得だと思います。納税手続も普通の楽天市場の買い物と全く同じで親しみやすいですよ。

確定申告に抵抗のある方はワンストップ特例という制度もあります。これを適用すればわざわざ確定申告をする必要もないので、もし興味のある方は調べてみてください。