移転価格コンサルタントとして働く公認会計士の日常

公認会計士、税理士。現在Big4系税理士法人でマネージャーとして勤務。

一般企業への転職について

一般企業での転職面接

 

実は先日ある一般企業の面接を受けてきました。

面接を受けた理由は、

①自分の市場価値を確かめるため

②年収アップのため

③一般企業のほうが安定しているのではと考えたため

です。

 

書類選考

今回の案件は、企業のHPから直接応募したのですが、応募資格は以下の通りでした。

・公認会計士

・TOEIC800点以上で英語でのコミュニケーションが可能

・監査実務又は経理経験者

これだけであれば英語力のある会計士であれば応募可能だと思います。

書類選考については履歴書、職務経歴書を企業HPにアップロードするだけなので非常に簡単です。

もし転職活動が初めてであれば履歴書はともかく職務経歴書の作成は非常に手間がかかります。自分のキャリアの棚卸だとポジティブに考え、じっくり作成することをお勧めします。転職エージェント経由の転職であれば、テンプレートをもらえるのでそれを使って作成可能です、

私は以前作成した履歴書、職務経歴書があったのでアップデートするだけでしたのですぐに終わりました。そしてアップデートしました。

選考結果は1週間程度で来ると予想していましたが、実際に来たのは2週間後でした。

 

1次面接

 

今回はエージェントを通さずに直接応募でしたので、人事の方と日程調整を行いました。調整の結果、夕方スタートとなってしまい、半休を取得して1次面接に行きました。

1次面接の面接官は経理部長、チームリーダー、人事担当者の3名でした、面接自体は和やかな雰囲気で、通過したかな?と感じました。

その際の質問内容は

・自己紹介(これまでの職務経歴を踏まえて)

・転職動機(志望動機)

・自分の強み

・これまでのキャリアの詳細

・マネジメント経験

・これまでに自分が主導した業務とその成果

・逆質問

等です。非常に一般的な内容でしたので問題なく答えられました。

面接に当たっては想定問答集を作成し、事前に練習しておくことは最低限必要だと思います。また、逆質問についても5つほどは用意する必要があります。

 

面接の結果

 

面接の感触が良かったので1次面接通過かと思っていたら翌日に「お祈りメール」が来ていました。。

通過できなかった要因はIFRSに関する実務経験がなかったことです。私は税理士法人での勤務が長く、IFRSは全く使用しないので、日本基準しか知りません。今回受けた企業はIFRSで開示資料を作成しているため、IFRSをこれから勉強する必要があることと年齢のバランスで落ちたようです。

公認会計士の方でグローバル大企業の経理を志望される方は英語力とIFRSに関する実務経験は必要不可欠ですね。

以上、私の転職失敗体験記でした。。